【小説】新社会人の受難
🕑 Added 2020-09-04 14:55:24 +0000 UTC
≪作者コメント≫
短編で終わるかもしれませんし、続けるかもしれません。
とにかくえっちなお話なので一読いただけると嬉しいです!
≪本編≫
「ふぅ…疲れたぁ…」
スーツを着用した女性は、額から流れる汗を拭い腕時計で時間を確認する。
時刻は21:00、辺りもすっかり暗くなっていた。
この女性は三池紗里(みいけ さり)大学を卒業したばかりの社会人である。
紗里は脚のラインがはっきりとわかるパンツスーツを着用していた。
ちなみに上半身はワイシャツで、背伸びして買った高級な白いブラジャーが透けて見えていた。
紗里の胸はお世辞にも大きいものとは言えなかったが、引き締まった身体のラインから胸の膨らみは確かに分かった。
「(ラーメンでも食べちゃおうかな〜)」
残業を終え、帰宅中の紗里はお腹がぐぅと鳴っていた。
辺りを見渡すとチェーン店から地元民行きつけの店まで多くの飲食店が並んでいる。
「(王道のしょうゆも良いけど味噌も捨てがたいなぁ…あ、豚骨も良いかも)」
普段、健康維持のためあまり食べられないラーメンに心を躍らせる。
「(うーん…どうしようかな〜)」
ラーメンについて考え始めて数十分が経とうとしていた。
優柔不断なところが紗里の悪いところでもあった。
紗里はいつの間にか路地裏の方へ足を踏み入れていた。
「(ずいぶん奥まで来ちゃったな)」
辺りを見ると人影はなくどこか不気味な雰囲気さえ漂っている。
廃業し壊れかけの飲食店や営業しているのかどうかも分からない店舗が転々としていた。
薄気味悪さを感じた紗里はスマホを取り出して位置情報を確認する。
「(うそ…結構奥まで来ちゃった…?)」
画面上には先ほどまでいたはずの中心街から離れたところに自分の位置を示す丸いアイコンがあった。
紗里は急いで来た道を引き返すべく足を早める。
その時であった。
『…助けて!!!』
「え…?」
どこからともなく幼い少女の叫び声が聞こえた。
声だけで幼いと判断して良いかわからなかったが、その声質が成人女性のものとは違っていた。
「気のせい…ではないよね?」
再び辺りを見渡してみると人影はどこにもなかった。
それ以来、少女の叫び声も聞こえない。
それでも紗里は気になり声の聞こえた方に足を進めた。
「(えっと…確かこっちの方から…)」
紗里は声の聞こえた路地裏までやってきた。
路地裏を覗くとそこには衝撃の光景があった。
『むぐ…むぐーー!!』
「っ!?」
幼い少女が男と対峙していた。足元には赤いランドセルがあった。
この時間に少女がいるということは学習塾の帰りなのだろうか。
いや、そんなことは今は重要ではない。
その少女は身体をロープで拘束されていた。
手は後ろで組まされ、胸の上下に縄をかけられていた。
「(警察に連絡しないと…!!)」
紗里はポケットからスマートフォンを取り出そうとした。
「っ…むぐぅぅ!!」
突然背後から何者かに口を塞がれる紗里。
「むぐぅぅ!??」
状況が飲み込めない。
縄で縛られた少女も涙目で私の方を見ていた。
そして少女を縛ったと思われる男はニヤニヤしながら私の方を眺めていた。
「む、むぐぅ…」
次第に意識が遠くなっていく。
紗里の口を覆うハンカチに染み込まされた薬品が彼女の身体の自由を奪っていく。
数分もしないうちに紗里の意識は飛んでしまった。
「二人も確保できるとは運が良い。」
それが紗里の聞いた最後の言葉だった。
「ん……?」
紗里は目を覚ました。
紗里の目に映ったのは知らない天井であった。
「うぅ…頭が痛い……。」
ガンガンと頭が鳴る。
眠らされた薬品のせいであろうか。
「ん……?」
体を起こそうとするものの身体が動かないことに気づいた。
「え…」
正確に言えば足の指や手の先は問題なく動いている。
腕や手首といったものが動かない。
「なにこれ…後ろ手に組んで……」
意識が戻ってくると、紗里は自分自身の身体のことにやっと気づいた。
「縛られてる…。」
紗里の身体は麻縄によって縛られていた。
後ろ手に組まされ、手首をぎっちりと固定されている。そして胸の上下に縄をかけ、腕を動かせないようにギッチリと拘束していた。
「ん…!」
〈ギチギチ…ギチギチ…〉
身体をクネクネと動かして縄抜けを試みるも縄が音を立てるだけで一向に解ける様子がない。
「ん…はっ……んっ…!」
〈ギチギチ…ギチギチ…〉
無情にも縄の音だけが響く。
「お姉さんも目が覚めましたか?」
「!?」
紗里の背後から声が聞こえた。
紗里は身体をくねらせ上体を起こし、声のした方向を向く。
「あなたは…」
紗里の目に映ったのは、路地裏で拘束されていた少女であった。
黒髪ストレートの少女はやけに大人びた雰囲気が漂っていた。
胸の上下にかけられた縄でもわからないくらい小さな胸の膨らみであったが、長時間拘束された少女からはどことなく女性の魅力が漂っていた。
「私は立島菜月(たてじま なつき)です。見ての通り習い事帰りに誘拐されてこの様です。」
「私は三池紗里。仕事帰りに誘拐されかけてる菜月ちゃんを見かけて助けようと思ったけど、逆に捕まっちゃったみたい。」
紗里と菜月はお互いに自己紹介を済ませた。
「私、眠らされてたみたいだけど…菜月ちゃんはここがどこなのか分かる?」
「私もお姉さんと一緒の車でここまで来たんですけど、車に乗った瞬間目隠しをされて…ここが何処なのかは…」
「そっか…」
「かなり車で走っていたのでかなり遠いところだと思います。」
紗里は次に辺りを見渡した。
「ここは…牢屋?」
紗里と菜月が入れられていたのは四角い一室であった。
まるで牢屋のように鉄格子で仕切られている。
牢屋の中には布団と和式トイレがあるくらいだった。
「私たちをここに運んで来た人たちも『牢屋に入れておけ!』と言っていたのでおそらくは…」
「ちょっと待って…運んで来た人たちってことは…一人じゃないの?」
「はい。少なくとも二人は居るということです。」
「そんな…。」
集団的犯行であったことに驚愕する紗里。
単独犯なら隙をつけると思っていたが複数犯だと話が違う。
相手の規模がどれほどか分からない恐怖が紗里の中を支配する。
「菜月ちゃん…早く縄を解いて逃げよう。」
紗里は菜月のもとへ駆け寄り後ろ手で菜月の縄を解きにかかる。
「無駄ですよ…。」
「え…」
「あれみてください。」
菜月の視線の先に紗里は目を向ける。
「監視カメラ……?」
「そうです。男たちは私をここに連れてきたときに言ってました。『お前らの行動は常に録画されている。逃げようとしたときには酷い調教をしてやる』って…。」
「そんな…」
「『ちょーきょー』がどんなものか分かりませんでしたが、酷いことされることはわかりました。」
「調教…」
紗里には調教がどんなものなのか分かっていた。
女の子を縛り上げる連中が紗里たちにする調教…考えただけでも身体が震える。
「あはは…流石にちょっと限界みたいですね…。」
「菜月ちゃん…?」
いままで淡々と状況を説明してきた菜月ちゃんの口調がだんだんと詰まってきた。
「うぅ…やっぱり怖いです…。縛られて…これから私たちどうなっちゃうんでしょう…。」
菜月の目からは涙がこぼれ落ちた。
「菜月ちゃん…。」
幼い少女の心は限界を迎えてしまったらしい。
仕方がないことである。大人の紗里だって恐怖で泣き出しそうなのだから。
ギュッと抱きしめてあげたいところだが、縛られた身体ではそれすらもできない。
「お姉さん…すみません。」
菜月は紗里の肩に寄りかかる。
密着することによって安心感を生みたいのだろう。
「そうだよね…。怖いよね…。」
紗里は菜月の身体が小刻みに震えているのがわかった。
紗里も菜月に寄りかかるようにして肩を借りる。
スーツ姿の可愛らしい新社会人紗里と学校指定のジャージを着ている幼い少女菜月は二人牢屋の中で肩を寄せ合っていた。
「よぉ、やっと起きたか」
『っ!?』
二人に安息の時間を与えないように、紗里たちを誘拐したと思われる男が姿を現した。
男はスーツ姿であったが、その格好には似合わない乱暴な言葉を使っていた。
胸のところにはネームプレートがあり『調教師』とだけ書かれていた。
「ちょーきょーし…?」
菜月は首を傾げる。
「調教ってのはお前らを奴隷として出品するためにしつけることだな」
「奴隷って…私たちを帰してよ!」
紗里は声を張り上げ、男に言う。
「残念ながらオレたちに捕まった時点でお前らに反論する権利はねぇからな。」
「そんな…お家に帰りたいです…。」
「ダメなものはダメだ。お前が大人しく調教されて“奴隷”として買われたら『新しいお家』には行けるだろうよ。」
男は淡々と菜月たちに告げた。
紗里と菜月は恐怖で言葉を失う。
それを確認すると男は牢屋の鍵を開け、牢屋の中へ入ってきた。
「ほら、来い。」
「い、いや…」
男はまず紗里の腕を引っ張り、自分のもとへ手繰り寄せた。
「今から縄を解くが抵抗するなよ。そのお嬢ちゃんがどうなっても知らないからな。」
「縄を解く…?」
紗里には漢が言っていることが理解できなかった。
せっかく紗里の身体を拘束できているのにその麻縄を解くと言うのだ。
男は宣言通りに紗里の縄を解いていく。
「ん……ふぅ…」
〈ハラリ…〉
紗里の身体に巻きついていた麻縄は見事に解けた。
紗里は手首についた縄の跡をさする。
「よし、脱げ。」
男は唐突に告げた。
「え…?」
「これは調教であり、命令だ。逆らうなよ。」
調教師の前で服を脱ぐこと。これは調教の第一歩だった。
「下着もですか…」
「当たり前だ。裸になれ。」
「はい……。」
明らかにおかしい命令だということは紗里も分かっていた。
しかし、この極限の状況で冷静な判断を下すことなど紗里にはできなかった。
「お姉さん……」
紗里は男と菜月の前で服を脱いでいく。
ジャケット。
ワイシャツ。
ブラウス。
ズボン。
あっという間に紗里は白い下着姿になった。
「下着もだ。」
「分かってますよ…。」
紗里はブラジャーのホックを外す。
男に乳首が見えないように左腕で覆う。
次にパンツに右手をかける。
そしてパンツを下ろす。
パンツを下ろした瞬間に右手で秘部を隠そうとするものの、隙間から黒い影が見えた。
「手は気をつけだ。」
「そんな…」
「早くしろ!」
「く…」
紗里はゆっくりと気をつけの姿勢になる。
ピンク色の綺麗な乳首と股間が露わになった。
股間の毛も切り揃えられていて、ワレメも確認できるほどだった。
「良い姿だ。」
男は紗里を眺めながら言った。
紗里には唇を噛みしめることくらいしかできない。
「よし。じゃあ縛っていくぞ」
「え…また縛るんですか…?」
男は再び麻縄を手に持ち近づいてくる。
「当たり前だ。縛られることってのは奴隷の正装だからな」
「正装って…」
「ほら手を後ろに組むんだ。」
男の言われた通りに紗里は先ほどと同様に手を後ろに組んだ。
〈ギチギチ…ギチギチ…〉
「ぁぅ…」
縄は手首に巻き付いたあと、胸の上下を這うように巻き付いてくる。
「ん…」
〈ギチギチ…ギチギチ…〉
首から胸にかけてV字になるように縄が掛けられる。
麻縄が胸を囲うようにかけられ、紗里の小さな膨らみさえも強調させる。
「股縄もしてやるからな」
「股縄…?」
「まぁやれば分かるさ」
男は紗里の腰に縄を巻きつけ、股間に縄を通す。
〈ギュゥゥ〉
「ひゃぅ!」
ワレメに麻縄がグググッと食い込む。
股間からの刺激が紗里の身体全体に伝わる。
その刺激はどこか変な気持ちにさせた。
「ほらよ…!」
男は縛り終えた紗里を布団の上に座らせる。
「はぁ…はぁ…」
これまでに感じたことのない縄の責めに紗里の身体は反応してしまっていた。
呼吸は荒くなり、乳首は少し勃っていた。
「次はお嬢ちゃんの番だぞ」
「分かり…ました……。」
男が菜月を呼ぶと、抵抗することなく男の元へ足を運んだ。
そして、男は菜月の縄を解いた。
「服を脱いでもらおうか。」
「……はい。」
菜月は大人しく服を脱ぎ始める。
ジャージを脱ぐと白のキャミソールとクマがプリントされたパンツだけの姿になった。
菜月は躊躇いもなく下着までも脱いだ。
菜月は生まれたままの姿を紗里と男に晒している。
「手は気をつけですよね…。」
菜月は膨らみかけの乳房と綺麗な股間部を隠すことなく気をつけの姿勢をとっていた。
「お前は従順で良いな。良い奴隷になるぞ。」
「奴隷には…なりません…!」
菜月は強い瞳で男を睨みつけた。
「ほぅ」
「私が抵抗すればお姉さんに迷惑がかかるだけです。奴隷になる気なんてありません。」
「そんなお前を奴隷にするのが今から楽しみだよ。ほら手を後ろに組め。」
男は麻縄で菜月を縛り始めた。
〈ギチギチ…ギチギチ〉
縛られている間も菜月は表情を変えることなく、縄と戦っていた。
V字にかけられた縄はほんの少しの膨らみでさえも強調していた。
男は上半身を縛り終えると、菜月の腰にロープを巻き付け毛も生えていないワレメに通す。
〈ギュゥゥ〉
「ひゃっ!」
股縄を施されたとき、菜月は初めて声を出した。
「どうした?気持ち良いのか?」
「そんなこと…ないです……!」
「ほれほれ」
〈クイッ…クイッ…〉
「ん……!!」
男は菜月の股間の縄をクイッと引っ張る。
菜月は唇を噛み、必死に耐えていた。
「強いお嬢ちゃんにはキツく締めてあげるからな」
〈ギュゥゥ〉
「ぁ…!」
男は紗里よりももっとキツく股縄を施した。
「ほれ!」
「きゃっ…!」
男は紗里を布団の上に寝かせる。
紗里と菜月は向かい合わせで同じ布団の上に寝かされたことになった。
「調教の本番は明日の朝から始める。それまではゆっくり休んでおくことだな。」
男は牢屋の鍵を閉めて立ち去っていった。
静寂が紗里と菜月を包む。
牢屋の中で裸の女の子二人が寝転んでいる。
あまりにも異様な光景だった。
縛られている本人は尚更非現実なことと捉えているだろう。
しかしこれは現実なのだ。
紗里と菜月は謎の男たちに捕らえられ、裸で縛られた監禁されている。
そして明日からは奴隷にするための調教が始まる。
これは現実…。信じたくなくても身体に食い込む縄がそれを証明していた。
〈ギチギチ…ギチギチ…〉
少し身体を動かすたびに縄鳴りが聞こえる。
それ以外は何も聞こえない。
外の様子も、今が夜なのか昼なのかも分からない。
「頑張ろうね…。」
「はい…。」
紗里と菜月はその言葉だけをかわし、眠りについた。
目覚めた時に見慣れた天井であることを祈って…。
彼女たちの調教はまだ始まってすらいなかった。